Visual Studio Code for the Webがパブリックプレビューになっていたので使ってみた
いわさです。
Visual Studio CodeのWebブラウザ版がパブリックプレビューになったので使ってみました。
利用方法
ブラウザから以下へアクセスしすぐに利用可能です。
インストールは不要です。
APIを使ってローカルファイルシステムへアクセス出来る(ChromeとEdge)ので通常のVisual Studio Codeに近い操作感で利用出来ます。
FireFoxだとローカルファイルアクセスは出来ませんでした。
ただし、ローカルファイルシステムアクセスが利用出来ないブラウザでも、後述するリモートリポジトリアクセス機能であれば利用可能です。
また、ブラウザ上で直接ローカルファイルをアップロードする形になりますが、そういった形であればローカルファイルの編集はChrome・Edge以外でも可能です。
なお、Internet Explorerではvscode.devをそもそも開けませんでした。
設定を変更して頑張ればいけるのか?はやってません。
ブラウザで動作するのでPC以外でも...
インストールしないのでスマートフォンやタブレットからでも使えます。
スマートフォンはわからないですが、タブレットの人は嬉しいかもしれない。
一応ターゲットとしてはChromebookのようなツールを低電力マシンでもインストール不要で利用出来るという点はあるようです。
こちらはAquos sense4 plusのGoogle Chromeで開いて横画面にした状態です。
プレビューやタブ分割も使えます。
iPhone+Safariも使えました。
拡張機能
拡張機能についてはWeb Extensionに対応しているものであれば利用可能です。
github.dev
でも利用できる拡張機能などは対応されているものです。
各拡張機能のWeb Extension対応が進みそうな気がします。
デバッグや実行
デバッグ・実行機能は現時点で利用出来ません。
ターミナル
ターミナルも残念ながら現時点で利用出来ません。
リモートリポジトリアクセス
GitHubリポジトリにアクセスしてエディターとして利用出来ます。
プルリクエストはオープンになっているものが対象みたいです。
ただし、利用にあたってGitHubの認証を済ませておく必要があります。
サイドメニューからサインイン出来ます。
まとめ
本日時点でまだパブリックプレビューなので今後様々な変更が発生すると思いますのでご注意ください。
とりあえず使える機能、使えない機能の確認と、いくつかのブラウザや端末での実行確認をサッとしてみました。
Visual Studio Codeはシェアが大きいので、おそらく今後色々とWeb版に関する情報がたくさん出てくると思います。
そもそも私は言うほど使ってないのです。Visual Studioのほうが使ってる。
インストールの制限があるような環境下だと重宝しそうですね。 インストールの制限がされる環境で、vscode.devへのアクセスが許可されるのかはまた色々ありそうですが。
Visual Studio Codeは拡張機能が結構重要だと思うので、どれだけ今後対応出来るかも気になりますね。
デバッグ・実行・ターミナルあたりが使えるようになるとローカルのVisual Studio Codeが不要になる時代が来たりするのかなあ、など。